【便器】(タンク)の中身...トイレのトラブル(故障)
- 投稿日:2023年 9月17日
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【便器(タンク)の中身】...便器の水漏れ、故障の場所 エネクルAZリフォーム宇都宮・宇賀神良光
![旧型便器 タンクの中身.JPG](https://www.miyapro.com/blog/assets_c/2023/09/%E6%97%A7%E5%9E%8B%E4%BE%BF%E5%99%A8%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%BA%AB-thumb-350xauto-1600.jpg)
部品構成は実に単純であり、
① ボールタップ...給水管からタンクに水を入れる際に規定の水位になると(浮き球
が上昇)水をストップする。タンクから便器に水が流れ、浮き球が下がる(水位
が下降)するとバルブを開けまた水がタンクに入る...
② ハンドル⇔チェーン⇔フロート弁(ゴム玉)...タンクについているハンドルを
回すと、チェーンが引っ張られ、ゴム玉が一時的に上がりタンク内の水が
便器に入る。水がほぼ流れ終わると再びゴム玉が下がり(閉まり)、
ボールタップから流れ込んだ水をタンク内に溜める。
※写真の一番下に見えるのがオーバーフロー管といい、ボールタップの故障等で
給水管からタンクへの水の流入が止まらなくなった場合に一定水位以上の水
を便器に流し、タンクからあふれ出るのを防止する。
便器・タンクの動作はほぼこの二点の主要部品で決定し、使用される毎に上記の動作
が繰り返されるわけです。
従って、(温水洗浄便座・ウォシュレット・シャワートイレ)の故障を除き、トイレ
のトラブルの大半はこの①②の部分で発生するといっても過言ではありません。
代表的な例として、
・ トイレの水が止まらない...①ボールタップの異常 ②フロート弁(ゴム玉の摩耗、劣化など
による)の異常
・ タンクに水が溜まらない(便器に水が流れ続けている)②フロート弁(ゴム玉の摩耗、劣化、
オーバーフロー管の損傷、チェーンの引っ掛かりなど)
のようなトラブルが多く、ほとんどの場合、部品の交換で治ってしまいます。
また、タンク外部では給水管の先の【止水栓】の故障による水漏れも多いですね。
参考までに、現在のタンクはというと、
![新型便器 タンクの中身①.JPG](https://www.miyapro.com/blog/assets_c/2023/09/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E4%BE%BF%E5%99%A8%E3%80%80%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%BA%AB%E2%91%A0-thumb-350xauto-1603.jpg)
自動洗浄とは、①リモコンボタンを押す②使用後に人が便器離れるのをセンサーで感知する...
...とモーターが組み込まれた自動洗浄ユニットが作動し、弁を開け、便器に水を流す。
便器のグレードや形式によって違いはありますが、写真のものは手動ハンドル部を
交換し、後付けできるタイプのものです。
トイレは住宅設備の中でも使用頻度の高いものです。
したがって、老朽化が進むと、故障も多い場所。
何かしら、トラブルがあったら、放置せず(部品の交換だけで治る場合も多いので)
お気軽にご相談ください。
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